出典:日本経済新聞 緑の広場 技術革新の源 うめきた2期、三菱地所のグループに
関西最後の一等地、「うめきた2期地区」で行われる再開発をご存知でしょうか?
「グランフロント大阪」を建設した「うめきた1期地区」の開発が記憶にあたらしいですが、どうやら今回の計画では、大阪駅周辺に大規模な公園が整備されるとのこと。
工事着工は2020年秋頃、街開きは2024年夏頃の予定ですが、ネットでは早くも期待の声が上がっています。
大阪のうめきた2期再開発。
ついに動き出しますね。ここまで長年かかりましたが完成楽しみにしています。
大阪駅を出てスカイビルと目の前に広がる緑、なかなか行く機会は無いですが見てみたい。— けいくん (@itagakikeisuke1) 2018年7月12日
整備される「都市公園」は、道路を挟んで北に「うめきたの森」、南に「リフレクション広場」と分かれる模様。
本記事では、10,000人規模のイベントに対応するという「リフレクション広場」の情報について伝えていきたいと思います。
出典:BUILT 大阪都心の一等地「うめきた2期」再開発事業者に、三菱地所JV
リフレクション広場とは?
「うめきた2期地区」再開発で整備される都市公園の南側エリア
「うめきた2期地区」再開発の計画エリアは、北街区と南街区からなり、それぞれ新産業の創出と国際交流の拠点となることを目指しています。
そんな両街区がちょうど重なった中央部分に整備されるのが「都市公園」です。
出典:日本経済新聞 緑の広場 技術革新の源 うめきた2期、三菱地所のグループに
園内は公開予定の敷地なども加えると、約8haもの緑地空間になるとのこと。
中心部分には、阪急梅田から新梅田シティーへ抜けられる「ステッププラザ」と呼ばれる広場が整備され、公園内は南北に分断されて2つのエリアが誕生します。
そして、その分断された南側のエリアが「リフレクション広場」。広さは2.5万平方メートルで、10,000人規模のイベントまで対応可能となっています、反対に北側のエリアには、自然あふれる憩いの空間「うめきたの森」が整備予定です。
出典:日本経済新聞 緑の広場 技術革新の源 うめきた2期、三菱地所のグループに
“みどり”をテーマに掲げた再開発はめずらしいですが、西日本最大のターミナルである大阪駅周辺がどのように変わっていくのか、いまから楽しみですよね。
何ができる?
食事や買い物をはじめとし、イベント参加や劇場鑑賞、体験学習
「リフレクション広場」は大規模のイベントに対応するエリアですが、エリア内には、食事やショッピングが楽しめるお店が出店するほか、野外劇場も設置されます。
もしかすると、大阪駅付近のあたらしいデートスポットとして定着するかもしれません。
また、体験学習が行える施設も建設予定なので、ファミリーにもピッタリ。
屋根付きの広場も用意されるので、急な悪天候にも安心です。
広大な緑の中で、開放的な休日を過ごせるようなエリアになるとよいですね。
関連企業
三菱地所を代表とする15社で構成されたJVが開発から運営までを担う
今回、開発事業者として選任されたのは、三菱地所を代表とする9社。設計・運営は6社が共同で担う運びとなりました。
開発事業者
- 三菱地所
- 大阪ガス都市開発
- オリックス不動産
- 関電不動産開発
- 積水ハウス
- 竹中工務店
- 阪急電鉄
- 三菱地所レジデンス
- うめきた開発特定目的会社
設計・運営
- 三菱地所設計
- 日建設計
- SANAA事務所
- Gustafson Guthrie Nichol Ltd
- 日比谷アメニス
- 阪急阪神不動産
コンペでは、三菱地所グループが提示した購入価格が最低価格を上回っていたため、企画提案の段階で決着がつきました。
出典:日本経済新聞 緑の広場 技術革新の源 うめきた2期、三菱地所のグループに